原巨人“元パ戦士”活用で首位固め


2年目を迎えた交流戦が、9日から各球場でスタートする。セ・リーグの首位を走る原巨人はスカイマークでオリックスと対戦。快進撃の原動力となっている李スンヨプ、小坂、パウエルら“元パ戦士”を最大限に活用し、首位固めを狙う。また甲子園では昨年の日本シリーズの再現となる阪神―ロッテ戦がいきなり実現する。

 総勢13人。“人の利”こそが原巨人が交流戦を制するためのカギだ。元パ・リーグ選手を最大限に活用する。13人のうち7人が昨年までパでプレー。それも小坂、李スンヨプ、小関、パウエル、豊田ら現在の快進撃を支える主力メンバーとなれば、原監督が「プラスになるという部分は確かにある」というのも当然だ。

작년까지 퍼시픽 리그에서 뛴 선수로는 고사카, 이승엽, 오제키, 파월, 도요타 등이 있다...

 何より生きたデータがある。今季から巨人はスコアラーの担当球団制を導入。そのメンバーがパ各球団を担当し、データ収集に奔走している。「去年よりかなり調査している」という近藤ヘッドコーチは、加えて「パ・リーグ出身の選手が持っている情報はより生きる」と強調した。

 すでに9日からのオリックス戦を前に、李スンヨプから「加藤、大久保ら中継ぎ陣は要警戒」などの“生情報”が上がってきている。経験は何よりの強み。内田打撃コーチも「利用できるものは利用したい」としており、昨年までソフトバンクに在籍していた尾花投手総合コーチも含めた「元パ・リーグ戦士」の存在が、大きなアドバンテージとなる。

이승엽은 오릭스전을 앞두고 "가토, 오쿠보 등의 불펜진이 주요 경계대상..."이라고 말한다.

 加えてパ本拠地での「DH制」も有効活用する。小久保、阿部、二岡ら故障を抱えた打者も多いだけに、近藤ヘッドは「DHはありがたい。ケガ人が多いし(守備につかないことで)休ませる形になる」と付け加えた。

고쿠보, 아베, 니오카 등의 부상선수가 많아 지명타자 제도를 유효하게 활용할 예정... 곤도 수석코치는 "DH 제도가 고맙다..."고 말한다.

 「とにかく終始一貫、われわれの戦いを貫くだけ。それに尽きる」と原監督。ペナントレース同様の不動の姿勢で臨む一方、有効活用できるものは何でも使う。初戦はパウエルが先発。まずは古巣オリックス相手に、その生きた情報を存分に駆使する。

 ≪小久保は「危機感」≫セ・トップタイの10本塁打を記録している巨人・小久保が交流戦でもチームを引っ張る。昨年の交流戦では12発で“本塁打王”だったが「パ・リーグで長くやっていた分、相手に欠点も知られていた」と打率・258を反省した。今年はチームも首位と好調。それだけに「昨年は中日がここで落ちていった。交流戦で悪くならないように、との危機感はある」とリーダーらしく気持ちを引き締めていた。

고쿠보는 "작년 인터리그에서 홈런 12개로 1위였지만 타율은 0.258였다고 반성.. 이제는 상대에게 약점이 노출되었다...  팀이 지금 선두로 잘 나가고 있지만, 작년 인터리그에서 주니치가 하위권으로 내려간 바 있다..."며 주장답게 긴장감을 표출한다.

 ≪野口11日に先発≫中日からFA移籍した野口が11日のオリックス戦(大阪ドーム)に先発することが濃厚となった。上原の離脱など先発陣が苦しい中で、ジャイアンツ球場で行われた先発陣の調整に合流。昨年の交流戦は2勝1敗。「チャンスを頂いたので頑張りたい。与えられた仕事を精いっぱいやるだけ」。神戸移動の際、新横浜駅では原監督とガッチリ握手していた。

우에하라가 선발진에서 이탈한 상황에서, 작년 주니치로부터 FA 이적한 노구치(31세)가 1군 합류, 5월 11일 오릭스전 선발 예정...

[ 2006年05月09日付 紙面記事 ]

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2006/05/09/01.html
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